
← 有名な石灰棚
数千年の間、温泉(鉱泉)が流れ出てできた、段々畑のような(棚田にも見える)、白い石灰の岩棚です。
自然は驚くような造形を作り出すものですね。
残念ながら、棚に湯はありませんでした。それでも、美しい。
聞いた話では、湯が少なくなったので管理しているそうです。湯を汲んでいた周りのホテルも取り壊したそうです。
このあたりはきれいな公園になっていました。
石灰棚の後背にあるヒエラポリス遺跡にも温泉を引いた後が見られました。水道と温泉が引かれている都市が紀元前にあったんですね。
泊まったホテルで温泉プールに入りました。水着着用でプカプカ浮いていたら、ふやけた。(笑)
エーゲ海地方から中央アナトリア地方のコンヤへ向かいました。
コンヤは、大きな都市です。
ここは、トルコの中でも宗教的戒律が厳しい地方です。服装など注意が必要。日本人やアメリカ人などの観光客は皮膚を見せないなど対応をしているようでしたが、どこかの東洋人が・・・・・・。旅先のトラブルは避けたいですね。

高僧たちの霊廟があって、美しい装飾が施されていました。
(撮影禁止ではなかったのですが、上手く撮れなかった・泣)
マホメットのあごひげが納められた箱も展示されています。

こういう写本を書く職業があったのだそうです。
綺麗です。
コンヤからカッパドキアへ。
カッパドキアは広いです。隅々まで見て回ると数日かかります。その中で、ゼルヴェ、ギョレメ、カイマクルを見てきました。

火山灰が重なる地層が浸食を受けて作り出されたもの。
上のほうの固い玄武岩が傘状になっています。

岩穴にある大小様々な教会がありました。
岩に穴を掘って住居としたり、教会にしたり。今、見られるのは、6世紀頃のものが多いそうです。
カッパドキアでは、現在も住居として使われている岩穴も数多くあるそうです。
カイマクル地下都市は、アリの巣のようなところ。
中に入りましたが、狭い通路が伸びていて面白かった。
この地下都市、順路標識がなかったら、間違いなく迷います。(笑)
遺跡として管理されるまでは、現地の子供の遊び場だったそうです。
地上に出たら、服が汚れていました。(笑)
カッパドキアは、類に見ない自然美が見られます。面白かった。
この地方はワインが有名。トルコのワインは良いですよ。美味しゅうございました。
ところで、“カッパドキア” = “立派な馬の地方” という意味だそうですが・・・馬の産地だったのかしら。
カッパドキアから首都のアンカラに向かいます。
後は、またのエントリーで。
関連
(1)イスタンブール
(2)トロイ、ベルガマ、エフェソス
(3)パムッカレ、コンヤ、カッパドキア
(4)トゥーズ湖、アンカラエクスプレス
(5)ボスフォラス海峡、街中
(6)食べ物
(7)まとめにかえて・雑感