
面白かった。
おバカな話なので、頭を空っぽにしてみると楽しいですよ。(笑)
上演約2時間40分(10分休憩含む)。長いけれど、内容がサービス満載で厭きません。
小市慢太郎さんが出演していませんが、終演後に物販コーナーで売り子さんをやってました。これもサービス?
総勢25人の出演者。並ぶと舞台上がイッパイになってました。
あと、開演が時刻キッチリ、遅刻すると損をします。行かれる方は時間に余裕を持って行ってくださいね。
劇団M.O.P.第42回公演
「エンジェル・アイズ」
作・演出 マキノノゾミ
出 演
キムラ緑子 三上市朗 大原やまと 浅野雅博 神農直隆
田尻茂一 藤元英樹 永滝元太郎 平良政幸 木下政治
林英世 酒井高陽 岡森諦 片岡正二郎 勝平ともこ
塩湯真弓 竹山あけ美 塩釜明子 岡村宏懇 斎藤栄作
友久航 海部剛史 本郷小次郎 白木三保 奥田達士
会 場 紀伊國屋ホール (2007年8月29日〜9月5日)
京都公演 京都府立文化芸術館 8月25日
大阪公演 松下IMPホール 9月15日〜17日
<以下、ネタバレあります。ご注意を!>
ものがたり
アリゾナ州の“OK牧場の決闘”が行われた街。6年が経った今は寂れてしまっている。
少年新聞記者のホープ(大原やまと)は街のことを思い、作家のサミュエル・クレメンズ(奥田達士)に手紙を出した。
サミュエル・クレメンズのアイデアは“OK牧場の決闘”を再現し、人に集まってもらうこと。
そして、ワイアット・アープ(浅野雅博)とドク・ホリデイ(神農直隆)、列車強盗団のバリー・ハグレー・ジュニア(三上市朗)率いるバリーズ・ギャング、女ガンマンのカラミティ・ジェーン(キムラ緑子)・・・などなど、ガンマンたちが街に集まってくる。
市長、ギャンブラーなどの思惑も交えながら、着々と決闘の日は近付いていく。
そして、活気を呈した街で“OK牧場の決闘”が再現される。しかし、成功したかに見えたイベントは思わぬことに・・・・・・
サービス精神テンコ盛りでしたw。
オープニングが大合唱。カーテンコールには楽器演奏と、最後まで楽しんでもらおうという劇団の気持ちが伝わってきます。
日本人オールキャストの西部劇。大人の集団が派手な衣装をまとい、大真面目に西部劇を子供のように演じてた。(笑)
乗馬シーンもチャッチイ(失礼)小道具を使って、役者が馬走り(?)してましたw。
ワイアット・アープを卑怯な(でも憎めない)人物にしてしまったり相当強引な話になってますが、基本的に笑いを取るためのエンタメ作品になってます。
子ネタも満載。
最後、ガンマンたちが政府軍の包囲を突破するところで終わるのかと思ったのですが・・・。この後のところは必要だったのかな?
とにかく、笑って、気楽に楽しめるお芝居でした。