
前回が2週間前ですw。間隔が空かずにオケが聞けるのですから善い事だと思いましょう。
指揮はミヒャエル・ボーダーさん。オペラの指揮をよくなさっている方ですね。
オペラが隆盛を誇った19世紀末、その時期に一線を画して活動していたブラームスの4番をボーダーさんがどう聴かせてくれるのか楽しみでした。
予想以上に良かったです。薄めの色合いなのに、切れのある演奏。
第1楽章で引き込まれ、第3楽章では感動しました。(第1ヴァイオリンの弓使いが微妙に揃っていなかったのは、意図的だったのかな?)
また、ブラームスはベートーヴェンの後継者とも言われていました。
プログラムも面白い組み合わせになっていますね。
ピアニストのアンティ・シーララさんは、28歳の新鋭。綺麗な演奏をしてくれました。
ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番は難曲。それを見事に聴かせてくれて、その上アンコールもしてくれた。大満足でした。
新日本フィルハーモニー交響楽団・トリフォニー・シリーズ
第421回定期演奏会
モーツァルト 歌劇「魔笛」K.620 序曲
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
<アンコール> ショパン 前奏曲変イ長調 Op.28
ブラームス 交響曲第4番ホ短調 Op.98
指 揮 ミヒャエル・ボーダー
ピアノ アンティ・シーララ
会 場 すみだトリフォニーホール (2007年10月5日、6日)
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