
馴染深い曲が並ぶプログラム。
なかでも、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は大好きな曲。凄く楽しみにしていました。
指揮はパリ管の音楽監督・クリストフ・エッシェンバッハ。異才といわれているそうです。
たしかに、少し変わっていたw。強弱がハッキリしていて、ディテールがきめ細かでした。ピアニスト出身だからかもしれません。
ヴァイオリンの諏訪内晶子さんは、上手ですね。骨太な演奏は健在でした。
演奏会でこの曲を聴いた中では、最高峰だったと言って良いと思います。
パリ管の演奏は、チョットお茶目なところもありましたが(笑)、とても良い感じでした。
「火の鳥」は、のびやかに演奏されていて、美しかった。
アンコールの前にドカドカと演奏者が舞台に入ってきたので、なにをやるのかな? と思ったら、「ボレロ」でした。
管楽器のリレーのような曲。エッシェンバッハはタクトを振らず(首と肩は動いていましたがw)、演奏者に任せていました。パリ管はフランスの作品が得意ですね。素晴らしい演奏でした。
良い演奏会でした。
パリ管弦楽団
チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲二長調op.35
<アンコール>
バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番より アンダンテ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ラヴェル ラ・ヴァルス
ストラヴィンスキー バレエ「火の鳥」組曲(1919年版)
<アンコール>
ラヴェル ボレロ
指 揮 クリストフ・エッシェンバッハ
ヴァイオリン 諏訪内晶子
会 場 サントリーホール (2007年11月8日)
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