150131 sansaku rogo T.jpg散策しているような日常のなかで、素晴らしいものが見つけられたらうれしい。
そんなことを考えながらブログを書いています。

2007年12月26日

シベリア少女鉄道「俺たちに他意はない」


071223 shibesho oretachini.jpg今回は、前回の“30分の前振りと1時間30分の暴走と落ち”から“1時間30分の前振りと30分の落ち”のいつものパターンにもどりました。(笑)

“30分の落ち”で、目と耳と頭をフル回転しながら笑っている自分を観劇後になっても思い出して面白がっている私。
楽しいかった。


シベリア少女鉄道vol.18
「俺たちに他意はない」
作・演出   土屋亮一
出  演
  前畑陽平 篠塚茜 加藤雅人 吉原朱美
  横溝茂雄 豊田浩文 菊池敦美
会  場   赤坂RED/THEATER (2007年12月15日〜24日)


<以下、ネタバレあります。ご注意を!>
ものがたり
ある地下鉄駅近くのビル3階にある喫茶店。
待ち合わせをしてる客が4人いる。外は大雨、嵐模様で地下鉄も止まってしまった。4人の待ち人は、その影響で遅れているらしい。
そこに突然、浮浪者風の男が入ってくる。その男は何も言わぬまま倒れこんでしまう。
客の一人に医者がいて、男を見ると既に死んでいると言う。毒蛇にかまれた痕があり、それが死因のようだ。
死んだ男は金と紙切れを持っていた。紙には、『誘拐した、2時までに2000万円を口座に振り込め』と書いてある。
その時、天候の影響で、店が停電になる。エレベーターも動かず、施錠されていて非常階段も使えない。店に閉じ込められた客と従業員は、まず、誘拐されたのが誰なのか確かめようとするが・・・・・・

なぜか客の一人が銀行強盗犯。警察に連絡しようとする客たちをピストルで脅し、電話をさせません。
非常階段が施錠されているというのが現実的かは別にしてw、店に閉じ込められ、連絡手段も断たれてしまう。
誘拐されたのが、外に出ている店主なのか、待ち合わせをしている相手の一人なのか、分からないまま金を振り込む期限が迫ってくる、という訳です。
まあ、ここまでが前振りなのですがw。

落ちの部分ですが、舞台上部にあるテロップと出演者が台詞と手に持った紙に書いた文字との組み合わせでギャグを連発するんです。
テロップに『時東あみの非公開ブログに書いてあること』に、台詞と文字で「誘拐は『ダテではない』」(以上、不正確です)と返すような感じ。これが30分続くんですよ。
こういう、バカバカしい(失礼)ことを本気でやるところが素敵ですw。

大笑いしました。
次回も見に行きたいと思います。


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