しかし、予選で大騒ぎになってしまったところもあるみたいですね。

これって、ジャッジの問題だよね。早くビデオ判定を導入していれば、こういうことにならなかったのに。
FIFAは、こういう犠牲は避けられることを認識して欲しいものです。

14日の予選最終戦エジプトvsアルジェリアの試合前。エジプト・カイロに入ったアルジェリアチームが乗るバスに投石があり、選手3人などが負傷する事件があった。アルジェリアはエジプトに抗議。
試合はエジプトの勝利。
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この2国の勝点などがならび、プレーオフを18日、中立国のスーダンで行う。
試合はアルジェリア勝利、W杯出場を決めた。
試合後、エジプトのサポーターが乗ったバスが投石を受け、負傷者がでる。
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怒ったエジプト市民が在カイロ・アルジェリア大使館に抗議行動。
対して、エジプト系企業などを標的にした暴力行為が起きる。
その後さらに相互に相手国関係の人物や企業を標的にした暴力事件やデモが頻発。両国当局は互いに相手国の治安対応を批判。
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海外にいるエジプト人への襲撃が多く発生。
エジプト政府は駐アルジェリア大使を本国に召還。駐カイロのアルジェリアの大使を呼び強い不快感を表明。
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両国メディアも中傷合戦を展開。また、内政への批判をそらすため当局側があおっているという批判もあり。
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エジプトのサッカー協会が北アフリカ・サッカー連盟からの一時脱退を表明。
対してFIFAは、アルジェリアチームのバスがカイロで襲われた事件についてのエジプト懲戒手続きに入ったことを発表。
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24日、リビアのカダフィ最高指導者が仲裁に乗り出す。
ちなみにリビアは地理的にエジプトとアルジェリアのの間にあり、また、アフリカ連合(AU)議長国。

恐ろしい・・・。
エルサルバドルとホンジュラスの戦争というのも悲しい出来事ですよね。エルサルバドルとホンジュラスは件のW杯予選の以前から関係がギクシャクしていたので、感情的軋轢が酷かったのでしょう。
エジプトとアルジェリアの関係は悪くなかった(ですよね?)ので、こういう暴発的な対立は双方の国内事情によるところが大きいのかもしれません。
冷静に収束して欲しいです。