
棚に入らない小型キャリーバッグなどを持ち込む乗客が多くなり、荷物の対処に時間がかかり出発が遅れるケースが増えていることから、国内航空各社は手荷物のサイズを統一、検査場でサイズの計測を始めたそうな。
ちなみに、座席数が100席未満の小型機では三辺の和が100センチ以内、100席以上では115センチ以内を1個だけ持ち込めるとのこと。検査場の検査機に荷物を入れる部分もが狭くし、大きすぎて通らない荷物は持ち込み禁止、預けるよう指示されるらしい。(読売、産経、毎日、朝日、日経、JALのインフォ)
たしかに、でかいキャリーバックゴロゴロ転がして乗って来たヤツが棚に入らないと乗務員に文句を言っているところを見たことがある。これって、マナーの問題だよね。どうしたんだ日本人よ。
ただ、荷物を持ち込みたくなる気持ちは分かるんですよね。日本の航空会社はシッカリしているので、ロストバゲージがほとんどない(ですよね?)けど、他は結構ある。面倒ですよね。
それにターンテーブル前でボケーっと荷物を待つのも辛い。
記事によると海外では大きな荷物も持ち込むのが通常化していると書いてあったが、そうなのかな? 私の感覚からは乖離してるんだけど、どうなんだろう。
私は荷物の少量化に心がけているので、2〜3泊程度までの旅行だったら影響は然程なさそう。だけど、長旅のときに使うアタックザックは背が高すぎてダメになりそうです。棚には十分入るんだけどなぁ(泣)。
多分、凄く影響がありそうなのが音楽関係の方かな?

サイズオーバーで手荷物として持ち込めなくなるんだそうです。
まさか、預けてコンテナに入れるわけにもいかないし、どうするんだろう?
記事などによると座席ひとり分を確保して、のせることになるんだそうな・・・・・・これって、やりすぎじゃね?
札幌 → 羽田便に乗ったときのこと。隣の席の女性がヴァイオリンを上の棚に置いた。しばらくして、少し遅れて乗ってきたおばさんグループの一人が、なんと、ヴァイオリンの上に荷物を置こうとした。気が付いた私は立ち上がって手で押さえました。隣の女性と男性(多分、マネージメントの方)も慌てて立ち上がってた。ケースに入っているとはいえ、やばいです。
私はそのとき、おばさんに関西弁で怒鳴られてしまったw。音楽好きには楽器に思い入れがあっても、世間の考えは、そんなものかと教えられました。
閑話休題。
聞いた話なのですが、以前からチェロとかギターとかを飛行機に持ち込むときは、楽器用に座席を確保するのが基本らしいです。(コントラバスは無理だろうなw)
人とチェロが並んで座っているわけですね。
ただ、ある程度黙認する場合もあるとか・・・・・・会社によるんでしょうけど。あと、凄く安くしてくれるとかね。(これは海外の航空会社の話です)
楽器にひとり分の席を確保できない場合(そんなことしたくない場合)、日本国内は移動距離や時間的制約に関わらず電車か自動車移動が基本になるというかなり厳しいことになりそう、とのことです。演奏者の方には気の毒な。(楽器の置き忘れにはご注意を!)
ヴァイオリンくらいは、何とかしてあげないのかしら? JALさん、ANAさん、どうなの?
私としては、演奏者の方の演奏活動が厳しくなって、楽しいコンサートが減り、美しい音楽が聴けなくなるのは困るんですよね。
そういうことにならぬよう、よろしくです。
業界の方々、交渉ガンバレ!!
朝日の記事:機内持ち込み規制に困惑 12月から荷物サイズ統一
まったく、無茶なキャリーバック持ち込みのお蔭で、大迷惑な話ですな。(杓子定規な規定も如何なものか)