150131 sansaku rogo T.jpg散策しているような日常のなかで、素晴らしいものが見つけられたらうれしい。
そんなことを考えながらブログを書いています。

2009年12月12日

おにぎり 古墳時代のお弁当

歳をとったせいか、こういうニュースに萌えてしまうww。

横浜の「北川表の上遺跡」(港北ニュータウン)で古墳時代後期(約1400年前)のものと思われる炭化した米の塊が20年前に発掘。
市埋蔵文化財センターによると、調査した結果、弁当箱に入れられたおにぎり8個だった可能性のあるとのこと。
091211 onigiri  c.jpgセンターが報告書をまとめるためにCTスキャンをかけたところ、こぶし大(長さ14.5cm、幅9.2cm)のおにぎりのようなものが8個ぐらいまとまっていた。表面の米粒はつぶれていて、中身の部分は粒状になっていることから、炊いてから“にぎられた”ようだ。(画像:色の濃い部分が『おにぎり』)
樹皮で編まれた長方形の容器も認められ、『おにぎり弁当』だったと考えられるとのことです。
おかずなどは確認できなかったそうです。(記事

古墳時代後期、蘇我氏の時代のころでしょうか。
奈良の飛鳥寺が建てられた(596年)のも、この時代ですね。
『おにぎり弁当』は、どこに持っていくためのものだったのかしら。想像すると楽しい。
こういう生活感のある話題にふれると、今も昔も基本的なところに大きな違いはないということを感じます。

今月12日から1月11日まで、市歴史博物館(都筑区)の企画展で公開されるそうです。
機会があれば、見てみたいな。





posted by MOTO at 01:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 独り言・2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
折角の御握り弁当が食べられず化石化したということは持ち主は旅の途中で行き倒れたんですかね?
Posted by SOCIO13385 at 2009年12月12日 10:47
SOCIO13385さん、コメントありがとうございます。
そうですよね、食べられなかったんですよね。
炭化していたということなので、なんらかの理由で燃やしたか、火事などの事故か、戦か?

映画『かもめ食堂』で「おにぎりは、日本人のソウルフード」みたいなことを言ってました。
確かにそうかも知れません。
Posted by MOTO at 2009年12月12日 19:42
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