エルサレムの旧市街地は、キリスト教徒地区、ムスリム地区、ユダヤ人地区、アルメニア人地区と分かれていています。しかし、旅行者の私としては、治安の悪さとかは感じませんでした。ベツレヘムで見られたような日常的にパレスチナ人が嫌がらせを受けているために街がピリピリしているような空気はなかったと思います。
旧市街の東にあるオリーブ山に行きました。旧市街が見下ろせるからです。(上の画像)
墓地もありました。お墓として一等地になるそうで、なかなか手に入らない場所なのだそうです(現地の方談)
坂を下りて、旧市街地に向かう途中に「主の泣かれた教会」、「万国民の教会」がありました。
主の泣かれた教会
万国民の教会
糞門
糞門から入って(ちょっと遠回りになってしまったw)、岩のドームへ。
入り口には検問があって、荷物チェックを受けます。10分ぐらいで抜けられたのですが、いつもは長蛇の列になっているそうです。
岩のドーム
この場所は、ユダヤ教、キリスト教、イスラーム教それぞれの聖地になっています。
この岩のドームは『聖なる岩』(基礎石)を覆う建物で、691年に完成。現存する最古のイスラム建築と言われています。
ムスリム以外は建物内には入れません。
またまた、荷物チェックを受けてから、嘆きの壁へ。
嘆きの壁
祈る場所は、男女別れています。画像の上側が男性、手前が女性。
嘆きの壁は、以前にあったユダヤ教の神殿の外壁。
現在は岩のドームのある位置に、かつてはユダヤ教の神殿があり、70年にローマ軍によって破壊されました。その時に西側の外壁が残った。
この壁でユダヤの人たちは帰郷を祈り、願いを書いた紙を壁の隙間に挟さみました。
夜露が壁に流れ、それがユダヤ人たちの涙に映され、「嘆きの壁」と呼ばれるようになったそうです。
嘆きの壁から北へ。
処刑されるキリストが十字架を背負って歩いた道「ヴィア・ドロローサ」をたどりました。
ただ、現在はその道はなくなっていますが、いくつかの逸話の場所が残っています。
判決を受けた場所、跪いた場所などガイドブックを見ながらフラフラと歩いていたら、迷子になりましたw。
迷いながらも、街の店を見てまわり、なんとか聖墳墓教会に向かいました。
あとは次のエントリーで。

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