
車が怖かった。
歩道がない道が多いので、ヨロヨロ歩きの私は車が来るとビビッていました。特に大型車。
画像は、吉野川にかかる潜水橋。ここでも、怖い思いをしました。横に逃げられないしネ。
温泉が多い。
安楽寺宿坊と徳島駅前のホテルの風呂は温泉でした。また、歩いていると温泉の文字が沢山目に入ってきます。
疲れているときは、助かります。
『お接待』って、本当にあるんですよ。
実質4日間だけでしたが、お茶をいただけたり、みかんをいただけたり、ご好意を受けました。
信仰心もない私としては、葛藤しまくりです。本当に申し訳ないことで。
迷いました。
へんろみち保存協会『四国遍路ひとり歩き同行二人・地図編』を持ち歩きました。分かりやすい地図で助かりましたが、普通の地図を見慣れている者には戸惑うところもあります。案内図としてみるべきでしょう。
要所に道標が数多くありますが、道が分かりにくいところが多くあります。疲れてくると間違いに気付いて戻るのが辛い。
一度、戻るのが嫌で、がけをよじ登ったことも。後から考えると、危ないことをしたもんですね。
地図はもちろん、方位磁石は必携です。
この時期は店が閉じているところが多い。
昼食用にパンなどを持ち歩いたので、なんとかなりましたが、淋しかったw。
焼山寺への山越え途中にある柳水庵も閉まっていた。
水分補給に十分な配慮を。
場所によっては長い距離、コンビニや自動販売機が見当たらないところがあります。
山越えでは、のどが渇いて辛い想いをしてしまいました。水を補給できるところでは迷わずに手に入れましょう。
雨具は傘でよし。
セパレート型の雨合羽を持っていきましたが、蒸れて汗だくになります。下だけはいて、傘をさしたほうが良かった。・・・あくまでも、私の場合ですが。
ただ、山間部では状況に合わせての選択が必要かもしれません。
軽登山靴で回りました。
山道のことを考えて、軽登山靴を選択しました。くつ下は厚手のものを2枚重ね。マメができそうな場所はテーピング。
幸いにして、足にマメはできませんでした。
ただ、右足小指の爪と左足アキレス腱を痛めました。これは運動不足なのに、急に歩き回ったのが原因ですね。
衣類は乾きやすいものを。
毎日、下着、シャツ、くつ下、ズボンは洗濯をしました。季節的に乾きにくいので、化繊が入っている乾きやすいものにしました。
乾燥機がない宿もありましたので、これは正解でした。
バスツアーの添乗員さんは大変。
バスが着くと団体さんは先達さんと本堂、太子堂に行きます。
添乗員さんは大量の納経帳(ご朱印帳)などを持って駆け足で納経所へ。団体さんがお参りしている間に、人数分の墨書朱印をもらうわけです。乾きにくいものはドライヤーをかけていました。大忙しです。
それを見て、思わず「ご苦労様です」と添乗員さんに声をかけてしまいましたw。
世界遺産?
世界遺産になるべく、申請をしているそうです。
八十八カ所の四国遍路は江戸時代からあるそうですから、システムとして伝統はありますね。
しかし、遍路道は旧来とおりというわけではない。熊野古道とは少し異なるようです。
実際、歩いてみても舗装道が多いです。登録には苦労しそうですね。
私のように、信仰心もなく興味本位で回り始めるのは良くないようです。
お寺を巡る意味を真摯に考えられるまでは、再開できそうもありません。その日が来るかは不明。
そのうちに、人間ができてから思い立つかもしれません。
失敗談 もよろしければ見てください。