と、いうことで、趣味が偏っていますが私的に今年のサッカー、芝居、コンサート、本、映画で印象深かったものを。(???)
お暇な方は見てくださいww。
サッカー Best 2 +1
○ J1・6節 ヴェルディ 1-2 FC東京
○ J1・30節 FC東京 3-2 鹿島
△ J1・34節 千葉 4-2 FC東京

内容も面白かった。フッキを空回りさせ、苛立たせて黄色紙2枚で退場w。
後半勝負としたのも合わせて作戦価値だったのかも。
来季はこの“東京ダービー”がないんですよね。残念です。
30節・鹿島戦はナイスゲームでした。スピードとパス回しで鹿島のプレスをかわし、両サイドを制しての勝利でした。
大竹のミラクルシュートもあったこの試合、チームとして収穫のあるものだったと思う。しかし、鹿島は強かった・・・優勝するチームというのは、あのようなものなのか。
で、最終節・千葉戦。降格争いをしていた千葉の執念に負けた。凄いものを見せていただきました。
芝居 Best 2 +1
○ 「エンバース 〜燃え尽きぬものら〜」(俳優座劇場)
○ 「山の巨人たち」新国立劇場 (新国立劇場中劇場)
▲ 「混じりあうこと、消えること」新国立劇場(新国立劇場小劇場)

「山の巨人たち」は、イタリアのノーベル賞作家ルイジ・ピランデルロ(1867〜1936)の原作・未完の遺作です。演出家が出した結論は、ちょっと肩透かしだった感もありますが、日本ではなかなか観ることができない面白いお芝居でした。
観念的であるようで複雑に巡らせた物語がそれぞれ意味を持って訴えてくるような凄味がありました。
「混じりあうこと、消えること」は、本音を言わせていただくと、実につまらないお芝居でした。本当に久しぶりに「金返せ!」と言いたくなった。
あのような芝居をかけた新国立にも疑問を持ちました。
コンサート(オペラ) Best 2
○ 小澤指揮・新日本フィル チャイコフスキー6番「悲愴」
(すみだトリフォニーホール)
○ ウィーン フィル ブルックナー2番 (サントリーホール)

新日本フィルハーモニー交響楽団・特別演奏会、小澤征爾指揮のチャイコフスキー「悲愴」は、素晴らしかった。
あんなに良く鳴らす「悲愴」は初めてでした。また、私が聴いた「悲愴」の中では一番良かったと思います。
小澤さんは、まだまだ、若々しい。これからも楽しませて下さいね。
「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン2008」のサントリーホールでの公演、ハイドン67番とブルックナー2番は、綺麗な音楽を聴かせてくれました。指揮はリッカルド・ムーティ。
ウィーンフィルは上手いですね、当り前ですけどw。
本
○ 「ハリー・ポッターと死の秘宝」J. K. ローリング

長い間、楽しませてくれました。話が進むにつれ、善悪の対決が中心になってしまったのが少し気がかりでしたが、面白かったのは確かなこと。
記憶に残るシリーズでした。
残念ながら、最近の本で感動したものがありませんでした。
心温まる「ミーナの行進」(小川洋子)とか、心が躍る「ゲド戦記」(アーシュラ・K・ル=グウィン)とか、寝不足になるくらい読みたくなる本が出てきて欲しいですね。
映画 Best 2
○ 「崖の上のポニョ」
○ 「おくりびと」

「崖の上のポニョ」はいわずと知れた宮崎駿さんのアニメ映画。
説明書きは不要ですね。
恐ろしい映画でしたww。
「おくりびと」は、多少、細かいところで気になるところもありましたが、良い映画でした。
家族への愛情や死者を敬う気持ちなどが描かれた、笑と涙を誘う日本人好みの作品。
納棺師という聞きなれない職業を通して、日本の原風景を美しく、抒情豊かに描かれていました。
以上、もの凄く薄〜〜いところからの選択になっています。(笑)
参考になりませんね、失礼をば。
来年は、どのくらい観戦、観劇、音楽鑑賞できるのかなぁ。
楽しみです。
それでは、皆さん、良いお年を!!