
首相、新国立の見直しを正式表明 コスト増、批判が理由
安倍晋三首相は17日、2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の建設計画見直しを正式表明した。首相官邸で記者団に「計画を白紙に戻し、ゼロベースで計画を見直す」と述べた。理由について「コストが当初の予定よりも大幅に膨らみ、国民から批判があった」と説明した。
同時に「東京五輪までに間違いなく完成させることができると確信したので決断した。残念ながら19年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会には間に合わせることができない」と表明した。
(2015.7.17 共同)
朗報です。本当に、ホッとしました。
前にも、
「新国立競技場 基本設計が決まったそうで(2014年05月29日)」
「新国立競技場 計画見直し(2015年05月20日)」
「新国立競技場 設計者と契約解除するかもとの報道(2015年06月06日)」
というようなことを書きました。
こういう酷い設計案は、もっと早く捨てるべきでした。
6月には契約解除の報道もあって、政府内ではかなり前から検討していたのでしょう。このタイミングでの表明はスケジュール的にリミットだったと思います。
早速、一部のマスコミでは「安保法制で低下した内閣支持率の向上を考えた目先の判断、ポピュリズム」などと政争にこじつけて評していますが、数ヶ月の検討を要する問題です、そんなバカなことはないでしょう。
見直しは、現実的で正しい選択だと思います。
「国民の皆さま、あるいはアスリートたちからも大きな批判がありました。このままでは、みんなで祝福できる大会につくることは困難である」と首相が言ったそうです。 “アスリートたちからも批判” というところがきもかもしれない。
巨額の建設費もさることながら、競技をする上で重要なサブグラウンドもない計画案でした。誰が決めたんだと言いたくなりますよね。
言葉を選ばずに言うと、
「皆が夢に見ているオリンピックのメイン会場、安藤忠雄大先生にウ●コを踏まされてしまったけど、全てを真っ新にして作りましょう」
というところでしょうか。
まあ、ウン●踏んじゃったので気持ち悪さは記憶に残りますが仕方がない、キャンセル料とかあるかもしれませんが、良い方向に向かって進めて欲しいですね。
新設計案もコンペで決めるそうです。
今度は失敗のないようにお願いしたいものです。

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