武漢ウィルスの影響で世界中でコンサートが出来ない日々が続いていましたが、制限付きでの公演が始まりました。
嬉しいことこの上ない。
本音を言うと、私はコンサートに行っても良いものかどうか悩んでいました。午後5時を過ぎて、行こうと決心、錦糸町に向かいました。
ホールでは、徹底した感染対策をされていました。
客席でもマスクを着用して、言葉を発する人もいませんでした。もちろん「ブラボー」も無しw。
心配は杞憂でしたね。
プログラムは定番の2曲でしたが、両方とも私が大好きな演目でしたので満足。
特にブラームスの1番は素晴らしかった。圧倒されました。
定期公演では非常に珍しいことですが、演奏後に指揮の尾高さんがコメントを。
「新日本フィルがホームに帰ってきました」と。
世界中でコンサートがひらけないなかで、今日を迎えられた感動の言葉をユーモアも交えて話されました。
公演を再開できたことが、それだけ素晴らしいことなのだと伝わってきました。
終演後、団員の方々が全員、壇上から袖に入られても、拍手は鳴りやみませんでした。
楽団への応援と、音楽を聴けた観客としての喜びの表れだったと思います。
忘れられないコンサートになりました。
新日本フィルハーモニー交響楽団・第622回定期演奏会トパーズ<トリフォニー・シリーズ>
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 op. 73 「皇帝」
ブラームス 交響曲第1番 ハ短調 op. 68
指 揮 尾高忠明
ピアノ 清水和音
会 場 すみだトリフォニーホール (2020年7月10日、11日)

にほんブログ村

にほんブログ村

人気ブログランキングへ