150131 sansaku rogo T.jpg散策しているような日常のなかで、素晴らしいものが見つけられたらうれしい。
そんなことを考えながらブログを書いています。

2018年03月13日

ヨルダン・イスラエル旅行(5)ベツレヘム

180312 bethlehem.JPG

ヨルダンからイスラエルへの国境越えについては別のエントリー(「ヨルダン・イスラエル旅行(9)イスラエル 陸路国境越え」)で揚げることにします。

思いの他、早めにイスラエルに入れたので(午前中に入国できた)、宿泊するホテルに荷物を預けてベツレヘムへ行くことにしました。
ベツレヘムはヨルダン川西岸地区に位置しています。パレスチナに属する地域ですね。
エルサレムから南に10km、バスで40分あまりで行けるところにあります。

ダマスカス門近くのバス乗り場でアラブバスに乗り、移動。
ベツレヘムの停車場から町の中心部にある聖誕教会へ向かいました。

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途中、車窓から見えた“分離壁”。
見えたときに「本当に壁があるんだぁ」と呟いてしまった。

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分離壁は、イスラエル政府によると、自爆テロ防止のためだとしています。
停戦ラインを越境している入植地をも囲んでいるため、その部分も含めて恒久的なイスラエルの支配地とするためだといわれています。
パレスチナ人の居住地域の分断要素ともなっていることもからも、イスラエルの意図がうかがえますね。


聖誕教会
キリストが生まれたのは聖誕教会の地下にある場所だとされています。(生誕地に教会が建てられているわけです)
建物に入ると長蛇の列。聖誕の場所とされるところの床に穴があって、そこにあるの岩を祈りながら触るために人々が列を作っているのです。
私は信者ではありませんが、並ばせていただきました。そして同じように跪いて岩を触らせていただきました。(撮るのを忘れましたw)
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180312 nativity church3.JPG

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いくつかの教会が集まっていて、モザイクも見てまわれます。


街の分離壁を見て思うところはあります。
双方に言い分はあるのでしょうが、私に目には少なくともフェアだとは見えない。
関係が泥沼化する前に何か手立てはなかったのでしょうか? 残念です。


ベツレヘムからエルサレムに行くときは、荷物検査とパスポートチェックがありました。
検査官は厳しかったけど、日本のパスポート見るとすぐにOKがでました。日本のパスポートは最強ですねw。





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2018年03月12日

ヨルダン・イスラエル旅行(4)マダバ ネボ山

180311 nebo dead sea.JPG
(撮影を失敗していますがネボ山から見た死海です、約束の地方面になるのかな?)

朝8時前にペトラのホテルからバス乗り場に行き、またまた、現地の方に聞きまくってバス乗り継ぎタクシーも使って移動。
ペトラ→アンマン→マダバ→ネボ山→アンマン
と動きました。

聖ジョージ教会
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マダバには古代パレスチナのモザイク「マダバ地図」が残る聖ジョージ教会があります。

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教会内の床に「マダバ地図」がある。
なかなか全体像が掴みにくいのですが、説明図が別室にありました。

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エルサレムと死海を中心にヨルダン川、エジプトのナイルデルタ、地中海、アラビア砂漠が描かれています。

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街は観光地らしく土産物屋さんが並んでました。


タクシーで近くのネボ山にも足を伸ばしました。
ネボ山は、旧約聖書「出エジプト記」に出てくるモーセの終焉の地です。約束に地までたどり着けなかったと言う話ですね。
山の頂に教会があります。

ネボ山
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そこに周辺で発掘されたモザイクが展示されています。

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マダバに戻り、バスでアンマンに戻りました。
この日の移動はちょっときつかったw。

アンマンで1泊。
次の日は、いよいよイスラエル入りです。





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2018年03月11日

ヨルダン・イスラエル旅行(3)ペトラ遺跡

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ペトラ遺跡の近くのホテルに宿泊。
朝早くから観光しようと計画していたのですが、疲れていたのか寝坊w。
朝食を済ませてから入場口についたときは、9時を回っていました・・・。

ビジターセンターで入場券を買います。

180311 jordan petra2.JPG

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私は1日券を買いました。50ディナール。
今のレートは、
1ディナール(JD) ≒ 150円
なので、7500円ということになります。
高いですね。ちなみに、2日券は55ディナール、3日券は60ディナール。そして、地元のヨルダン人は1ディナール、12歳以下は無料でした。(う〜〜ん・・・w)
窓口の横に置いてあった日本語の地図も手に入れました。
チケットを買うために並んでいたときに、男が寄ってきて「ガイドはいらないか」と言われましたが、これは断りました。(言葉も分かりませんしねww)

ペトラの古代都市がいつ造られたのかは解明されていません。
1万年前から集落があったことがわかっています。紀元前6世紀頃からナバタイ人が住み始め、紀元前1世紀にはナバタイ王国の首都として交易で富を得ていたそうです。
ローマ帝国の版図に吸収された後も繁栄していましたが363年の地震で被害を受け、凋落します。
7世紀中ごろには廃墟と化したとのこと。
1812年にスイスの冒険家に発見され、多くの人たちに知られるようになった・・・とガイドに書いてありました。

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シークです。
ペトラの都市部へのアクセス路で、1.2キロに及ぶ渓谷。岩の裂け目を通っていきます。

岩の裂け目からエル・ハズネ(エル・カズネ 宝物殿)が見えてきます。

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宝物殿としているのは、ファラオの宝物が隠されていると言われていたからだそうです。
最近の研究では、墓だったのではないかとも言われているそうです。
映画「インディー・ジョーンズ」のシーンで使われたところなので、見覚えがあるかも。


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ファザード通り、ローマ劇場、大神殿(撮影失敗w)、などなどを見て周り、遺跡内にあるレストランで昼食(ちょっと高かったww)。

最奥地のエド・ディルに向けて出発。
ガイドには800段以上の階段を上るとありましたが、階段どころか、山登りでした。
途中で上から降りてきた白人(たぶんアメリカ人)に「SO HARD!(大変だぞ!)」と言われて、めげそうになりましたが、がんばりましたw。

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途中で振り返ると、上の画像のような景色が。谷間を登っていきます。

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エド・ディルに到着しました。

さらに上っていくとこんな景色が。

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同じ道を引き返して、王家の墓へ。

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再びシークを通って戻っていきます。
シークは馬車が走るので、事故のあわないように気を付けなければなりません。こんなところで事故にあいたくないですよねw。

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ビジターセンターに戻ってきたとき、午後5時になっていました。
昼食を挟んで、8時間も歩いたわけです。
疲れました。

ホテルの戻って、1.5リットルの水を一気飲み。
夕食もモリモリ食べました。

7500円が高いと書きましたが、1日楽しめましたので良かったかなと。





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2018年03月09日

ヨルダン・イスラエル旅行(2)アンマン

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アンマンのクイーン・アリア国際空港から市の中心部に移動しました。
アンマンはヨルダンの首都です。近代的な街並みで、起伏のある地形に建物が建ち並ぶ特徴的な景観が見て取れました(写真を撮り忘れましたw)。

隣りあった2箇所だけ観光。


アンマン城跡(シタデル・CITADEL)

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丘の上にある遺跡です。
古くから要塞として使われていたとのこと。
コリント様式のヘラクレス神殿の柱が目を引きます。
ビザンチン時代の教会跡、博物館もあります。


ローマ劇場

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アントニウス・ピウス帝(86〜161年・第15代ローマ皇帝)の時代に建設されました。
丘の斜面を使った客席は、急傾斜でした。上まで上りましたが、降りるのが怖かったです。


180309 jordan amman4.JPG

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上の画像はシタデルの丘からバドル地区を見たところです。
ヨルダンはパレスチナの難民、シリアからの難民などを受け入れてきました。難民はキャンプにもいますが多くの人たちがアンマンの市街地で暮らしています。バドル地区はその多くの難民も暮らしている地域。
昔のバドル地区は放牧が行われていた荒地だったそうです。第三次中東戦争(1967)のときに流入したパレスチナ難民が居住し始め、その後にシリア難民、イラク難民が流入、居住して街が拡大していったとのこと。
中心部のダウンタウン近くですがご覧のような家々が建ち並んでいます。
建て詰まっている様子が見て取れますね。


昼過ぎにはバスでペトラに向かいます。
人に聞きまくって、「Wadi musa petra」と書いた紙を見せて確認して小さめのバスを見つけました。
色々言って来ましたが料金は7ディナール。休憩を挟んで3時間あまりで到着。
5時過ぎにはペトラのホテルに入れました。(良かったww)
後で知ったことなのですが、午後は不定期でこの時間帯にはバスは出ないこともあるそうです。運が良かったかな?

翌日は1日ペトラ遺跡を見てまわります。





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2018年03月08日

ヨルダン・イスラエル旅行(1)出発

180308 petra n.JPG

少し前のことですが、サクッと旅をしておりました。
すごく久しぶりの旅行です。

行き先は、ヨルダンとイスラエル。
アメリカの大統領がよけいなことを言ってワサワサしているようですが、なんとなく気になってウロウロすることにww。

体調のこともあって(歳のせいかな?)、詰め込んだ日程は無理。ゆったりとした旅行にしました。
でも、ちょっとだけ厳しかったかなw。

<日程>
1日目  成田からヨルダン・アンマンへ
2日目  アンマン市内観光、ぺトラに移動
3日目  ペトラ遺跡観光
4日目  アンマンに移動、日帰りでマバダ観光
5日目  イスラエル・エルサレムに移動、ベツレヘム観光
6日目  エルサレム観光
7日目  マサダとエリコ観光、ヨルダン・アンマンに移動
8日目  アンマンから日本・成田へ

安かったので、カタール航空を使いました。
成田発、ドーハ経由でヨルダンのアンマンまで。

成田を定刻の22時過ぎに出発、ドーハに現地時間の朝5時前に到着しました。13時間のフライト、疲れました。(寝てたけどw)
機内食が美味しかったのでビックリ。レトルトの技術が向上しているんですね。

ドーハを8時過ぎに出発、アンマン(クイーン・アリア国際空港)に10時過ぎに到着しました。3時間あまりのフライト(ドーハとアンマンの時差は1時間)。予定とおりの時刻での到着でした。
この区間の機内食は・・・いまひとつだった。日本で積んだ機内食が良かった(口にあった)だけだったのかな。

さて、観光を始めます。そのことは次のエントリーで。


イスラエル ヨルダン map.jpg
ヨルダンとイスラエルは隣り合った国です。





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posted by MOTO at 22:49| Comment(0) | ヨルダン・イスラエル旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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