ヨルダンからイスラエルへの国境越えについては別のエントリー(「ヨルダン・イスラエル旅行(9)イスラエル 陸路国境越え」)で揚げることにします。
思いの他、早めにイスラエルに入れたので(午前中に入国できた)、宿泊するホテルに荷物を預けてベツレヘムへ行くことにしました。
ベツレヘムはヨルダン川西岸地区に位置しています。パレスチナに属する地域ですね。
エルサレムから南に10km、バスで40分あまりで行けるところにあります。
ダマスカス門近くのバス乗り場でアラブバスに乗り、移動。
ベツレヘムの停車場から町の中心部にある聖誕教会へ向かいました。
途中、車窓から見えた“分離壁”。
見えたときに「本当に壁があるんだぁ」と呟いてしまった。
分離壁は、イスラエル政府によると、自爆テロ防止のためだとしています。
停戦ラインを越境している入植地をも囲んでいるため、その部分も含めて恒久的なイスラエルの支配地とするためだといわれています。
パレスチナ人の居住地域の分断要素ともなっていることもからも、イスラエルの意図がうかがえますね。
聖誕教会
キリストが生まれたのは聖誕教会の地下にある場所だとされています。(生誕地に教会が建てられているわけです)
建物に入ると長蛇の列。聖誕の場所とされるところの床に穴があって、そこにあるの岩を祈りながら触るために人々が列を作っているのです。
私は信者ではありませんが、並ばせていただきました。そして同じように跪いて岩を触らせていただきました。(撮るのを忘れましたw)
いくつかの教会が集まっていて、モザイクも見てまわれます。
街の分離壁を見て思うところはあります。
双方に言い分はあるのでしょうが、私に目には少なくともフェアだとは見えない。
関係が泥沼化する前に何か手立てはなかったのでしょうか? 残念です。
ベツレヘムからエルサレムに行くときは、荷物検査とパスポートチェックがありました。
検査官は厳しかったけど、日本のパスポート見るとすぐにOKがでました。日本のパスポートは最強ですねw。

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